“経営感覚”のある法人とない法人の違い
介護業界で多くの経営者と話していると、
あることに気づきます。
それは
経営感覚の差がとても大きい
ということです。
同じ介護事業でも、
・安定して成長している法人
・常に資金繰りに悩んでいる法人
があります。
その違いは、実はとてもシンプルです。
「売上」より「構造」を見ているか
経営感覚のある法人は、 売上よりも構造を見ています。
例えば
・人件費率
・稼働率
・離職率
・採用コスト
などです。
例えば、売上1億円の法人で
人件費率が70%の場合
人件費は
7,000万円
になります。
ここが2%上がるだけで
200万円
利益が減ります。
この感覚を持っているかどうかで
経営の意思決定が変わります。
一方で多いのは「感覚経営」
介護業界では
・人が足りないから採用
・辞めたから補充
・余裕がないから賃上げできない
という“感覚経営”になりがちです。
もちろん現場は忙しいので
仕方ない部分もあります。
しかし
人件費は“最大のコスト”
です。
ここを設計できるかどうかが
経営力の差になります。
経営感覚のある法人が考えていること
強い法人は、人件費をこう考えています。
① 今の給与
② 将来の安心
③ 採用力
④ 財務の安定
この4つを同時に見ています。
つまり
人件費=コストではなく
「経営戦略」
として考えています。
そこで出てくるのが401K
401Kは
・節税制度
・投資制度
と思われがちですが、
経営者視点で見ると
人件費設計のツール
です。
例えば
・給与だけに頼らない処遇設計
・将来資産形成の仕組み
・採用時の差別化
などです。
小さな差が5年後に大きな差になる
経営の面白いところは
小さな設計の違いが
数年後に大きな差になる
ことです。
例えば
・離職率
・採用コスト
・人件費率
は毎年少しずつ差が出ます。
しかし
5年後には
かなり大きな差になります。
介護経営は「志」と「経営」の両方が必要
介護の仕事は
社会的にとても重要です。
だからこそ
・志だけでは続かない
・経営だけでも続かない
両方が必要です。
経営感覚を持っている法人は
このバランスを大切にしています。
まとめ
介護法人の差は
・規模
・売上
ではなく
人件費を「感覚」で見るか
「設計」で見るか
で生まれます。
その設計の一つとして
401Kを活用する法人も増えています。
制度そのものよりも
経営としてどう使うか
が重要です。