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介護法人こそ、401Kを“武器”にすべき理由
採用と定着で差がつく時代へ

2026年2月24日

介護業界は今、完全な売り手市場です。
・求人を出しても応募が来ない
・採用しても定着しない
・処遇改善加算は取っているが、差別化にならない
多くの経営者が同じ悩みを抱えています。
その中で、静かに成果を出している法人があります。
共通しているのは、
「給料の額」ではなく
「将来設計」を提示していること
です。

処遇改善だけでは、差がつかなくなった

処遇改善加算は今や“当たり前”です。
・新加算1・2を取得
・キャリアパス整備
・職場環境要件も対応
ここまでは、多くの法人が実施しています。
つまり、
「やっていること」では差がつかない
という状態です。
では、どこで差が出るのか。

求職者が見ているのは「この法人は続くか?」

特に30代以下の職員は、
・ここにいて老後は大丈夫か
・給料は将来どうなるのか
・退職金は本当にあるのか
と、現実的に考えています。
介護の仕事は尊い。
それは皆分かっています。
しかし同時に、
「将来の不安が少ない職場かどうか」
が選択基準になっています。

401Kは“退職金制度”ではない

401K(企業型DC)は、
単なる退職金制度ではありません。
介護法人にとっての本当の価値は、
・処遇改善の延長線上にある
・職場環境要件と親和性が高い
・職員教育と組み合わせられる
という点にあります。

「お金の教育」ができる法人は強い

401Kを導入している法人では、
こんな変化が起きています。
・お金の話ができるようになる
・将来設計の面談が自然にできる
・キャリアパスと資産形成がつながる
これは単なる福利厚生ではありません。
「この法人は、職員の人生まで考えている」
というメッセージになります。

採用面接での一言が変わる

実際に導入法人では、
面接時にこう伝えています。
「当法人では、将来設計を支える制度があります」
この一言は、強いです。
・給料の金額勝負にならない
・小規模法人でも戦える
・若手職員に刺さる
これは、広告では作れない差別化です。

実はコスト構造も整う

介護法人は、
・人件費率
・加算算定
・財務バランス
を常に意識しなければなりません。
401Kは設計次第で、
・社会保険料の最適化
・退職金の見える化
・長期人件費戦略
に活用できます。
つまり、
「理念」と「数字」を両立できる制度
なのです。

本当に強い法人は“先に設計している”

これからの介護業界は、
・人が集まる法人
・定着する法人
・加算を“生きた形”で使える法人
が生き残ります。
処遇改善を
「ただ配る」のではなく、
「将来設計の一部として活かす」
ここまで設計できる法人は強い。

まとめ

介護法人にとって401Kは、
・退職金制度
・節税制度
ではなく、
採用と定着の“戦略ツール”
です。
給料を大きく上げられなくても、
将来を提示できる法人は選ばれます。

介護法人にとって本当に合う設計かどうかは、
規模・加算区分・人件費率によって変わります。
「うちの場合どうか?」という視点での整理も可能です。