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【ゼロコスト採用】が可能になる?
人材不足時代の“見えない福利厚生”──401Kという武器

2025年6月11日

「求人を出しても応募が来ない」
「来てもすぐ辞めてしまう」
「大手と比べてウチには“魅力”がない」
そんな悩みを持つ中小企業の経営者の方へ。
実は、採用コストをかけずに“選ばれる会社”になる方法があります。
それが、**401K(企業型確定拠出年金制度)**の活用です。
とくに「選択制確定拠出年金制度」は、
中小企業でも導入しやすく、実質コストゼロで運用可能な制度です。

🔍 そもそも「選択制確定拠出年金制度」って?

とてもシンプルに言うと──
社員が「給与の一部」を“自分の将来のために”積み立てていく仕組みです。
企業が拠出金を負担する形ではなく、
社員が**自分の給与から選んで拠出する“選択制”**の形なので、
会社側の負担はほとんどありません。
そのうえ、
拠出額は税金も社会保険料もかからない
会社側もその分社会保険料の負担が減る
という、社員と企業双方にメリットがある制度なんです。

なぜ401Kが“ゼロコスト採用”につながるのか?

401Kを福利厚生に加えることで、実は採用力が大きく向上します。
その理由は次の3つです:

① 他社がやっていないから「目立つ」
中小企業の401K導入率はまだ10%未満。
求人票に「企業型401Kあり」と書いてあるだけで、候補者の目に止まります。
「ここは社員の将来まで考えてくれる会社なんだ」
という信頼感が、他社との差を生みます。

② 実質“手取りアップ”なのに、会社負担は増えない
401Kへの拠出分は、給与とは別扱いになるため、
社員にとっては所得税・住民税の負担が減る=手取りアップ効果。
しかも、社会保険料も非課税扱いなので、
会社側の社会保険料も軽減される。
つまり、
社員:将来に備えられて、手取りも増える
会社:経費は変わらず、社員満足度が上がる
という、win-winの関係が成立します。

③ 長期的な“定着”にもつながる
社員が「自分の未来に投資する」という意識を持つことで、
目の前の給与だけでなく、人生全体を見て働くようになります。
「会社に居続けることが自分の未来につながる」
という感覚は、離職の抑制にも直結します。

💰 実質コストは?──社会保険料削減で“ゼロ”に近づく

「制度を導入すると費用がかかるのでは?」
という不安はよく聞きますが、選択制401Kはちょっと違います。
拠出した金額分、会社も社員も社会保険料が減るため、
実質的な導入コストはゼロ〜非常に軽微になることが多いんです。
むしろ、しっかり設計すれば、**“制度を導入したほうがコストメリットが出る”**ことも。

求職者は「会社の未来」より「自分の未来」を見ている
いまの若い世代は、給与の額面だけでなく、
**「この会社で働くことで、自分の将来がどう良くなるか」**を見ています。
401Kは、それに直接答えられる制度です。
将来に備える習慣が身につく
金融リテラシーが自然と育つ
「働く=未来への投資」と実感できる
目には見えないけれど、確実に“選ばれる理由”になるのです。

最後に:お金をかけずに、価値を伝える時代へ

広告を出すよりも、制度を整えるほうが採用に効く時代です。
そして401Kは、その最たる例です。

👇こんな経営者の方へ
採用広告費を減らしたい
福利厚生の差別化を考えている
社員の定着率を上げたい
採用や離職にお金をかける余裕はない
一つでも当てはまるなら、ぜひ「選択制401K」の導入をご検討ください。
“実質コストゼロ”で、“未来に投資する会社”というメッセージを届けられる。
それが、401Kの本当の力です。

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