Blogブログ

信頼できるFPの見分け方
〜“身銭を切る”かどうかが決定的な分かれ目〜

2025年6月1日

「このFP、信用していいのか?」

資産運用、保険、老後資金、相続…
人生の大事な相談をする相手が、本当に信頼できるFP(ファイナンシャルプランナー)かどうか
これは、多くの人が直感に頼って判断しています。
でも、その直感――実はよく裏切られます

✋ 見た目や話し方では見抜けない

・話がうまい
・資料が立派
・資格がいっぱい
・「お客様のために」を連呼
…これらは、信頼の「演出」にはなりますが、本物かどうかの証明にはなりません
なぜなら、それらは誰でも“形”だけは真似できるからです。

🔍 本当に信頼できるFPの唯一の見分け方
→「身銭を切っているか?」

投資のアドバイスをする人が、自分では投資していない。
保険を勧める人が、自分では全く入っていない。
節税や401Kを勧める人が、自分ではまったく実行していない。
これ、実はよくあります。
でも、これっておかしくないですか?

✔️ 身銭を切っている人の言葉には、体温がある

たとえば、401K(企業型確定拠出年金)を勧めるFPが、自分自身でもDCやiDeCoをやっている。
保険を勧めるFPが、自分や家族にその保険を適用している。
投資を語るFPが、自分の資産で本当にリスクを取っている。
こういう人の言葉は、経験に裏打ちされていてブレません
机上の空論ではなく、「自分ごと」として語れるからです。

👀 チェックすべき質問例

信頼できるかどうかを見極めたいなら、遠慮せず聞いてみましょう。
💬「ちなみに、○○さんご自身はどんな資産形成をされていますか?」
💬「iDeCoやNISA、使っていますか?」
💬「ご自身でもこの保険、入ってますか?」
ここで言葉を濁す人は、自分でリスクを取っていない可能性大
つまり、「人には勧めるけど、自分はやってない」という人です。

🎯 身銭を切るFPこそ、真のパートナー

ファイナンシャルプランナー(FP)とは、お金の話をするだけではありません。
一緒に“人生を設計する”パートナーです。
だからこそ、「この人は本当に信用できるのか?」は、とても大事。
その見極めポイントは――
✅ 「自分のお金で、その提案を実行しているか?」
この一点に尽きます。

✏️ 最後にひとこと

「言ってること」よりも「やってること」。
言葉よりも行動に、真実は現れます。
信頼できるFPとは、あなたのお金の味方である前に、
自分自身の未来にも責任を持っている人です。

-->