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選挙への違和感と401kがつながっているって、知ってましたか?
2025年4月7日
■ 選挙のたびに感じる、あの“モヤモヤ”
選挙が近づくと、街にはポスターが並び、政治家の声が一斉に聞こえてきます。
でも、ふとこんなことを感じたことはありませんか?
「どうせ誰が当選しても同じでしょ」
「選挙のときだけ声をかけて、終わったら忘れるくせに」
「自分の1票で何が変わるの?」
多くの人が抱えるこの“違和感”。
それはただの無関心ではなく、「本当は関わりたいのに、実感が持てない」という、深いところでの“疎外感”なのかもしれません。
■ 「参加する意味」が感じられない制度
選挙の制度はある。でも、
・候補者との距離が遠い
・言っていることが抽象的
・選んでも変わらないように見える
結果として、選挙は「形だけのイベント」に見え、
参加する意欲も失われていきます。
■ 実は401kも、同じ構造を持っている?
この「形だけで意味を感じられない」…
実は、**企業型401k(確定拠出年金)**に対する人々の反応とも似ていると思いませんか?
「なんとなく会社が導入したけど、自分に関係あるの?」
「運用って言われても、よくわからない」
「老後のことなんて、今は考えられない」
どちらにも共通しているのは、
“自分で選び、参加し、育てていく実感が持てない”ことです。
■ 本質は「主体性を持てるかどうか」
選挙も、401kも、制度の目的は「未来を良くすること」。
でも、それを「誰かがやってくれるもの」だと思った瞬間に、
その制度は“他人事”になってしまいます。
逆に言えば、
「これは自分のものだ」と思えたとき、制度は本来の力を発揮するのです。
■ 401kは、“自分の未来を自分で選ぶ”練習になる
企業型401kは、社員自身が将来に備える制度。
投資先を選び、資産を育てていく──
これは「お金のこと」だけでなく、
人生を主体的に設計するきっかけでもあります。
言い換えれば、
401kは、未来の“選挙”のようなもの。
自分の選択が、未来に反映される仕組みです。
■ 主体性の“体験”が、社会参加への一歩になる
日々の暮らしの中で、
・自分で選ぶ
・自分で考える
・自分で動かす
──そんな経験が少しずつ積み重なることで、
選挙も、社会の問題も、“自分ごと”として見えてくるようになります。
401kは、その第一歩になり得るのです。
■ まとめ:制度に“命”を吹き込むのは、あなた自身
選挙も401kも、ただの仕組みに過ぎません。
でも、それを「意味あるもの」にできるかどうかは、
私たち一人ひとりの“関わり方”次第なのです。
そして、
その関わりを最初に始めるチャンスは、
意外にも、あなたの会社の福利厚生の中にあるのかもしれません。